[宮崎 / 高千穂]神話の舞台と伝えられる地を巡る

MATSUMOTO | 19.Apr.2023 | 日本

宮崎県の高千穂は、神話に登場する天孫降臨の地であり、自然豊かな山々に囲まれた風光明媚な場所です

小雨降る春の高千穂峡

東京から高千穂へ行くなら、熊本空港から車で東へ向かうルートが行きやすいです。
今回は空港近くのレンタカーで車を借り、一般道で向かいます。
県道と国道で向かいますが、今回はルートを間違えてしまい、途中一車線の峠道が続きペーパードライバーにはちょっとキツかったです。

熊本空港を出てしばらくすると、阿蘇の絶景が見えてきます。景色の良い場所には駐車場があり、写真撮影もできます。盆地ならではの山々と平地の景色が広がります。

 

熊本空港から約1.5時間程度で高千穂に到着。まず向かったのは高千穂峡。
昨年同様、今年もあいにくの天気です。

 

ゴツゴツとした大きな岩が特徴的です。

観光写真でよく見かけるのがこちらの真名井(まない)の滝。あいにくの雨天でしたが、それでも水面はきれいなエメラルドグリーンで美しい景色が広がっていました。マイナスイオンが漂い心身ともにリフレッシュできます。

神々の集った神秘的な洞窟「天安河原(あまのやすがわら)」

次に向かったのは天岩戸神社。

日本神話に登場する、天照大御神が岩戸に隠れてしまった際に、アマテラスを誘い出すために、神々が行った「アメノウズメの舞」の舞台とされる神社です。この舞が成功したことで、天照大御神が出てきて、光を取り戻したとされています。

天岩戸神社では、天岩戸への参拝ができます。

西本宮から谷を挟んで反対の壁の中腹に天岩戸の洞窟があり、神職の方にご案内という形でガイドしていただけます。

天岩戸神社の境内に入って5分ほど歩くと天安河原の入り口が見えます。天安河原は、天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩戸にお隠れになった際、天地暗黒となり八百万(やおよろず)の神がこの河原に集まり神議されたと伝えられる洞窟です。

雨があがったばかりの渓谷には人気もまばらで、ひんやりとした空気はさらに神秘的な雰囲気を醸し出しています。

渓谷を5分ほど奥へ進むと大きな洞穴が姿をあらわします。

八百萬神がここに集まって会議をしたと伝えられています。

高千穂の「道の駅」で休憩

道の駅「高千穂」は、高千穂エリアの中心に位置しており、「高千穂峡」や「神都高千穂大橋」が一望できる、大自然のすばらしいロケーションの中にあります。
物産館では、地元の農家が作った新鮮な野菜や花などの農産物、伝統的な木竹工製品などが販売されていました。
レストランでは高千穂牛をはじめ宮崎の様々な名物料理が楽しめます。
今回は宮崎といえばの「チキン南蛮定食」をいただきました。

 

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