KAGETSU | 04.May.2023 | 日本
日本人に生まれたからには、一度は挑戦したい!、とずっと考えていましたが、本気度が高くなかったのか不安があったのか、50歳に近くなっての初めての機会となりました。
頂上付近は外国人を含めた登山者で行列ができる、と言われたりしますが、そうならないのはこの年だけかもしれない、やるなら今しかない、という考えになっていたと思います。
ところで、
本日は、
2023年5月4日ですが、
chatGPTに、
「吉田ルートでの富士山登頂について、プロの案内人として、教えてください」
と質問したら、以下の回答となりました。
「吉田ルートは、富士山の北側に位置する登山ルートの一つで、初心者にとっても比較的登頂しやすいとされています。
五合目からスタートし、山小屋で泊まる1泊2日のコースが一般的です。
登山期間は、毎年7月1日から9月10日までの間です。
登山に必要な装備としては、防寒着、レインウェア、ヘルメット、登山靴、手袋、帽子、ザックなどがあります。また、懐中電灯や予備の電池、登山用具の修理キット、十分な水分や食糧、医薬品なども必要です。登山前には、健康診断を受け、体調管理に細心の注意を払いましょう。
吉田ルートには、山小屋が複数あります。山小屋での宿泊は混雑が予想されますので、事前に予約をしておくことが必要です。
吉田ルートの登山は、二日目に山頂を目指すため、体力的にも精神的にも厳しいものとなります。
山頂へのアプローチは、岩場を含む急峻な坂道が続きます。高山病のリスクが高まるため、登山者は十分な体力と根気を備えることが必要です。」
その通りでしょうね、という内容です。
始めは、ひたすら気分よく楽しかったです。
眼下の緑が美しかったり、山の稜線と雲が波に見えたり、変わった形の雲があったり、黄昏の雰囲気に浸ったり、満喫しました。
そして、この後、天気が悪くなります。気温が下がり、雲だか霧だかで2メートル先までしか見えないなか、強風が吹き荒れます。
私も含めて誰か飛ばされて帰らぬ人になるのではないか、と何度も恐怖を覚えました。
よって、この数時間は写真を1枚も撮っていません。
しかしまあ、日本一の高さの山ですから、天気が悪い日は、皆さんこういう経験をするものだと思いますし、スリル満点でよかったとも言えます。
そして山小屋で休憩して、ご来光を拝むべく夜に再び登り始めると、岩場が多かったですが、しっかり足を踏ん張れることもあって、順調に頂上に着くことができました。
このうどんは、パッサパッサでした。頂上で贅沢は言えませんね、運んでくれた方々、すみません!
で、人生で最もと言えるくらいの極寒のなか、待って拝んだご来光がこちらです。来てよかった〜と心底、思いました。
それなりに雲が多く強風であるために目の前の風景が毎秒、変化があったことが最高でした。
さて、この後の下山が大変でした…chatGPTの回答にあった「体力的にも精神的にも厳しいもの」は、想像を絶するレベルのものとなりました。
皆さんは充実感に包まれながら、辛いといえば辛いけど、上りに比べれば下りは楽なのだと思います。むしろ気を抜かないように、などと考えながら進んでいくのではないでしょうか。
私の場合は、下り始めて20分くらいで、1歩ごとに右膝に激痛が走るようになりました。
ゆっくり動かしてもダメで、基本は左足を使って右足は添えるだけの感覚でびっこを引くようにしてもダメで、トレッキングポールを持っていたので松葉杖のように使いましたが、松葉杖のように丈夫ではないために、ずっと左足だけで進むこともできず、もう、どうしようもないな、と思いました…。
で、今回は10人くらいの、別々に申し込みした人によるツアーで、経験豊富なガイドさんが一人いたのですが、頂上からの下山の際にこう言っていました。
「ここから先は、皆さんそれぞれのペースで下ってください、五合目で集合しましょう。バスの時間には遅れないようにしてください。そして私を鬼と思って、鬼に捕まらないようにしてください w。捕まっても大丈夫です。途中で歩けなくなった人がいたら担いで下ります」
その経験豊富なガイドさんは、私に気が付かずに抜かしていきました。5メートルくらい先にいるタイミングで私が気が付いて、○○さん!、と叫んだのですが、そのまま去っていきました。
今更ですが、
chatGPTに、
「富士山の頂上からの下山で、足が痛くて痛くてどうにもならなくなったら、どうすればいいですか?」
と質問したら、以下の回答となりました。
「富士山の頂上から下山中に足が痛くなってしまった場合は、以下のような対処法があります。
1.休憩を取る:一旦足を休めて疲れを取りましょう。周囲の景色を楽しみながら、ゆっくりとしたペースで歩くことが大切です。
2.患部にテーピングをする:痛みを和らげるために、患部にテーピングをすることができます。テーピングをすることで、足の負担を分散させることができます。
3.薬を飲む:痛み止めの薬を持参している場合は、指示に従って服用しましょう。ただし、過剰に薬を摂取すると健康に悪影響を与えることがあるため、適切な量を守って服用するようにしましょう。
4.ヘリコプターによる救助:痛みがひどく歩けない場合は、周囲の人に救助を依頼するか、自分で119番に通報してヘリコプターで救助を受けることができます。
重要なことは、痛みを我慢して無理をすることは避け、自分の体調に合わせて適切な対処をすることです。また、登山前にはしっかりと準備をし、体力や装備、天候などを考慮して登山計画を立てることが大切です。」
1、2,3はやりましたし、4は何度か考えました。
追加で質問をしてみました。
「他に方法はありますか?」
「はい、他にも足が痛くて下山が困難な場合には、以下のような方法があります。
5.ストレッチをする:足の痛みを和らげるために、休憩時に軽いストレッチを行うことができます。特に、ふくらはぎや太もものストレッチが効果的です。
6.ハイキングポールを使用する:ハイキングポールを使うことで、足への負担を軽減することができます。また、ハイキングポールを使うことで、バランスを取りやすくなり、転倒を防ぐことができます。
7.滑りやすい箇所を避ける:足が痛い場合は、滑りやすい箇所や急な下りを避けることが大切です。安全に下山するためには、周囲の状況を見極めながら、ゆっくりとしたペースで進むことが大切です。
以上の方法を試しても痛みが緩和されない場合は、周囲の人に相談して救助を依頼するか、自分で119番に通報してヘリコプターで救助を受けることを検討することが重要です。」
5、6、7もやりました。
それで、結局、どのように下山したかと言うと、後ろ向きの体制で下山しました。
言葉でどう伝えればいいか、分かりません。「体力的にも精神的にも厳しいもの」ではありました。富士山の頂上から5合目までの下山は一般的に4時間から6時間くらいだそうですが、私は8時間くらいを要しました。その間の大半は心拍数が150を超えていたかと思います。6合目くらいからゆるやかな上り坂になりますが、本来は辛いのだと思いますが、私の場合は前を向いて歩くことができることから、非常に嬉しかったです。
chatGPTに、
「富士山の登頂後、足が痛いのを理由に、後ろ向きに下山した人はいますか?」
と質問すると、本日の時点では、
「富士山の登頂後、足が痛いために後ろ向きに下山した人はいるかどうかはわかりません。ただし、一般的には、登山者は可能な限り前向きに下山することが推奨されています。前向きに下山することで、足の負担を軽減し、疲労を減らすことができます。また、前向きに下山することで、他の登山者に対しても迷惑をかけずに登山を続けることができます。
しかし、足が痛いために前向きに下山することができない場合は、登山者は自己判断で後ろ向きに下山することがあります。ただし、前述のように、後ろ向きに下山することは安全性の問題があるため、慎重に行動する必要があります。また、後ろ向きに下山する場合は、他の登山者に迷惑をかけないように、登山道を適切に利用することが重要です。」
との回答でした。