旧日向家熱海別邸

昭和初期に建てられた和洋折衷の邸宅で、熱海市の高台に位置します。1階部分は「銀座和光」などを手がけた建築家・渡辺仁による設計で、伝統的な和風建築の意匠が取り入れられています。地下部分はドイツの建築家ブルーノ・タウトが設計を担当し、幾何学的な装飾や紫色の壁、特徴的な照明器具などが配置されています。タウトが日本で手がけた建築の中で、現存する唯一の作品としても知られ、近代建築史の資料として高い価値を有しています。

※掲載している写真は、旧日向家熱海別邸の関係者様の許可を得て撮影・掲載しております。

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