タイ北部にあるタイ族最古のスコータイ王朝の都の跡である。歴史公園はスコータイ旧市街にある。近隣のシーサッチャナーライ歴史公園や、カムペーンペット歴史公園と併せて「スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町」(英: “Historic Town of Sukhothai and Associated Historic Towns”)としてユネスコの世界遺産に登録されています。
スコータイ市内から西へ12キロのところにある、面積約70平方キロメートルにおよぶ広大な歴史公園です。
園内には、寺院を中心とした200件の遺跡が文化庁の下で管理・保存されています。
スコータイ王朝は、ここを中心に発展しましたが、城壁内の遺跡としては、ワット・マハタート、ワット・シーサワーイ、ワット・サ・シー、城壁外の遺跡としては、ワット・シーチュム、ワット・プラパイ・ルアン、ワット・チェトゥポン、ワット・サパーンヒンなどがそれぞれの代表的なもの。
城壁内の各寺院は土曜日の18時から21時までライトアップされ、たいへん見応えがあります。
タイの古代文明と美しい遺跡を巡りながら、タイの歴史とロマンに触れる素晴らしい体験ができるスポットです。
1日あれば、見所となる遺跡は全て見て周れますが、面積が広大であるため、徒歩で周るのは時間的にも体力的にも相当きついです。
公園入り口で借りられるレンタル自転車やカートなどを借りて周るのがおすすめです。
また、訪れる際は快適な服装と帽子、水分補給を心掛けてください。
立派な樹木と遺跡群、そして芝のグリーンが見事に調和した景観が楽しめます。
歴史公園のシンボル的なワット。ワット・マハータート(Wat Mahathat / วัดมหาธาตุ)
バンコク近郊にはない空の青さ。南国のゴルフ場に来たかのような豊かな木々の緑といった色彩が楽しめます。
白い外壁が美しいワット・シーサワイ(Wat Sri Sawai / วัดศรีสวาย)
名称:スコータイ歴史公園
名称(英):Sukhothai Historical Park
営業時間:毎日6:30~18:00、土曜のみ6:30~21:00(ライトアップは土曜のみ18:00~21:00)
料金:遺跡は北側・中央部・西側に分かれており、各遺跡ひとり100B、園内トラムひとり60B。
住所:Muangkao, Amphur Muang, Sukhothai 64210
アクセス:スコータイ市内プラルアン橋近くに15分おきにソンテウが出ています。
電話:歴史公園インフォメーションセンター 055-697-310
(引用:タイ国政府観光庁)